2021年11月03日
山茶花のはや日の差さぬ影好み
空地荒れ飾るは背高花すすき
４年越しの、
衆議院議員の選挙も終わった。
選挙も戦争もみずもの、
勝つも負けるも運次第、
いやいやカネ次第だ。
空地荒れ飾るは背高花すすき
天国、
いやいや地獄の沙汰もカネ次第、
資格や合否もなお大事、
テレビや新聞は、
いろいろ政党の政策批判や、
情勢分析やらして、
面白おかしく、
言葉を賑わし、
飾りかざり、
嘘方便を繰り返し、
円グラフや棒グラフ、
折れ線グラフなど、
これでもか、
これでもかと、
自己納得しながら報道している。
決め手は、
被選挙権者の、
変わって欲しくない今の政治、
現状維持が良い、
という、
保守的考えだった。
と結論付けしている。
でも、
積極的な人は、
今のママが良いが、
変わると心配だから、
現状維持に積極的に投票した。
そのように、
変わって欲しい人たちもまた、
投票に行った。
どうでもどっちでも良い人たちは、
はなから選挙には行かない。
そう、
もうこの世の情勢や成り行きが、
分かって、
目に見えているから、
どうでも良いというよりは、
この世を解脱して、
仙人のような人たちだから、
俗人が集まる、
投票所などには行かない。
選挙はみずもの、
まあ賭けのようなもの、
投票結果が勝ったか、
負けたか、
それには関心がある。
夜のテレビは、
開票報道ばかりだから、
面白おかしく、
見なければ損だ。
そんなつもりで、
今度の選挙も投票に行った。
その人は当選した。
賭けに勝った、
のだ。
将棋の藤井颯太氏が、
竜王戦で３勝し、
４冠獲得に王手をした、
とテレビが報道していた。
昼のＮＨＫ杯戦では、
深浦９段に、
完敗したのに、
凄い将棋師だ。
それとも録画だったのか。
竜王戦を抜け出して戦ったのか、
それとも録画の録画を見たのか。
どちらにしても凄い。
凄いことだ。
山茶花のはや日の差さぬ影好み
秋雲の魚が泳ぐ鳥が飛ぶ
風の日はまたたき揺れる石蕗の花
hakegmo at 12:49│Comments(0)│短歌・俳句・川柳
