千切れ雲ちぎれ千切れる綿入り寝袋冬雲の大蛇(おろち)舌伸び口光る

2021年11月10日

平和好きの日の色黄ーの石蕗の花

山茶花の片恋疲れにほの赤し211109
    山茶花の片恋疲れにほの赤し

 何となくいよいよ改憲のための、
憲法論議が言われ出して来た。

 改憲というと、
平和憲法の第9条が敵のように、
自民党はこれを攻撃目標にしてる。

この条項は、
先の間違った戦争のことを、

反省しての条項である。


    山茶花の片恋疲れにほの赤し



 ああいう、
というか、

こういうというか、
このような戦争は、

絶対してはいけないよ、
と、

国民に教え諭す、
戦後の国民が深く反省考えて、

生み出した
条項だ。


逆に言えば、
こういう戦争は、

みなさーん、
絶対にしてはいけないよ、

と全世界に宣言して、
日本が主体的に、

誓った条項でもある。



 だから自衛権という、
お互いが自衛のための、

攻撃性の高い軍隊、
を持てば、

お互いが法を順守するから、
向こうはピストル、

じゃーこっちは機関銃、
向こうは大砲、

じゃーこっちは戦艦、
向こう航空母艦などと、

軍拡競争が始まる。



 こういう軍備を持てば、
いつ戦争が始まるか分からない。

だから自衛権は違憲になる。



 でも、
国民の命と財産を守ることは、

非常に大事で、
誰しもが勝手に奪って、

犯してはならない。
だから死刑廃止論者もいる。


そのためには、
生存隊というか、

軍隊というか、
警察予備隊的な人達は、

備えても不思議ではない。
だから、

そういう日本軍は、
この条項に生まれて法案化される、

のは、
法に敵っている。



 そうすると、
法というのは、

どこの国もお互いが、
尊重し合う国の同士である。


 そういう立場から、
日本は国連に加盟を申請して、

承認され、
生存権いわゆる独立権を、

国連から認められている。
集団的生存権もあれば、

個別的生存権もある、
ということになる。


 だから、
国連加盟の国々が、

生存権を認め合えば、
軍備や軍隊は不要なもの、

になるはずだが、
でも、

そうはなっていない。


 それは常任理事国の5か国、
米英仏ロシア中国の国々が、

自衛権を持つ強大な軍隊と、
拒否権を持って、

君臨しているからだ。


国連改革も叫ばれているが、
この5か国が、

限られた平和を守ってきた、
とも言える。





   平和好きの日の色黄色(きー)の石蕗の花
平和好きの日の色黄色の石蕗の花211109





   そこそこに染まりて赤し枯すすき
そこそこに染まりて赤し枯すすき211109





   花石蕗の黄色の透ける蕾先
花石蕗の黄色の透ける蕾先211109




hakegmo at 13:07│Comments(0)短歌・俳句・川柳 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
千切れ雲ちぎれ千切れる綿入り寝袋冬雲の大蛇(おろち)舌伸び口光る