2020年03月

2020年03月31日

菜の花の蕾の結ぶ水の玉

すっきりと晴れずコロナの春の空200331
    すっきりと晴れずコロナの春の空


 コロナとは冠の事で、
太陽を取り囲む薄いガスで、

皆既日食の時、
黒い真ん丸の影の周りに光って見える。

そのように、今度のコロナウイルスも、
ウイルス本体の周りに、
コロナ状に棘が伸びている。

その棘でヒトの細胞に食い込まれて、
増殖し、最悪人を肺炎という病で、
死へと追い込んでいく。

それが電子顕微鏡でしか見えない大きさだから、
人類総出で掛かっても、
手に負えない。


      すっきりと晴れずコロナの春の空



 だから、アメリカのトランプ大統領も、
一国主義を改めて、
このコロナウイルスには、
世界中が一致協力団結し、
対処しなければならない、
と気付き、
言い始めた。

マスク、人工呼吸器、
ワクチンを含む薬の開発などなど急げと、
戦時下の法なども復活させて命じていると、
報道されている。

しかも経済景気復活やその他諸々の費用を合わせて、
220兆円規模の大予算を、
議会と相談づくで、
通したという。


 いずれ新薬やワクチンが開発されて、
このコロナウイルス騒動も、
下火になるのだろう。

だが、それまで生き延びていれば良いが、
年取ったものにとっては空恐ろしい毎日である。

空が晴れていても、
毎日、毎日がコロナの空である。

当然コロナウイルスにとっては、
居心地が良いのは、歳を取った老廃物の多い、
年寄りの体、
なのだろう。

そうだとすると、
やはり出所は野生の動物で、
人間のほとんどが食わないもの、
を食べていた動物だ。

そうすると、
エボラや鳥インフレ、サーズ、マーズなどなどのような、
未知のコロナウイルスが、
他にも数多あれこれいる、
ことになる。


それともう一つ、
歳よりは口喧嘩や議論などをしても、
論点を逸らしたり、胡麻化したり、上手く嘘を言ったり、
知識をひけらかしたり、
改ざんしたりして、
脅したり、すかしたり、
法を犯したり、
色々と駆使する。

そういう人にも、
このコロナウイルスは憑りつくのだろうか。

それとも恐れ多くて、敬遠するのか。

そう言えば、各国の首脳や大統領などにも、
PCR検査が陽性だった、
という首脳達が、
テレビニュースなどで報道されている。

このウイルスも、
生き物全てに平等に憑りつくのだろう。

そうするともう、
魔よけの呪文しかない。

・・・・・・・・・・・、
・・・・・・・・・・・、
・・・・・・・・・・・。

どうぞ、
お守りください。

・・・・・・・・・・・、
・・・・・・・・・・・、
・・・・・・・・・・・。




   菜の花の蕾の結ぶ水の玉
菜の花の蕾の結ぶ水の玉200331




   菜の芽吹き横取り好むなめくじり
菜の芽吹き横取り好むなめくじり200331




   虫何故に躑躅(つつじ)蕾に止まれるや
虫何故に躑躅蕾に止まれるや200331



2020年03月24日

レーダーなき竹槍のPCR検査大作戦

ビー玉に夢中の色や椿咲く200324 
     ビー玉に夢中の色や椿咲く


 昔々、レーダーを持たない艦隊と、
レーダーを持った艦隊との大海戦があった。

そう、前者は言うまでもない敗者の日本海軍で、
後者は勝者の米海軍だ。

何となく、
今度のコロナウイルスの専門家会議の大本営作戦本部的な、
クラスターPCR検査手法に、
よく似ている。

日本の情報だけを聞いていると、
新型インフルエンザが、
何だか日本のデーターだけが、
感染者や死亡者の数が著しく少ない。

隠しているのか、
改ざんしているのか、
原発事故の放射線汚染水のように、
上手くコントロールされているのか。


     ビー玉に夢中の色や椿咲く



 人数が少ないのは良いことだが、
打たれる感染防止策は、
全国一律で、
やってるぞやってるぞ、
の何だか格好を付けるだけの、
竹槍作戦に見える。

矢張り韓国や、ドイツ、アメリカのように、
感染状況が誰にでも分かるように、
PCR検査を大々的に増やすべきだ。

お医者さんが皆、聴診器を持っていて、
患者の状態をすぐに把握する。

でも専門家会議の人達は、聴診器に値する、
現状の感染者を把握する物指しのような、
データを持たない。

即ち、レーダーを持たない軍隊だ。
今の現状は,
ある指定のクラスターのグループに入る人だけが監視される。

そして、その感染者が感染症状が出て来て、
なおそれを申告した者だけが、
感染者としてPCR検査されて、
陽性であれば、
そこで初めて感染者と認定される。

こういう手法も島国だから、
今までは良かったのかも知れないが、
飛行機や観光客も多い、今の日本の現状では、
この感染力の強いコロナウイルスでは、
時代遅れとなる。

でも、漏れなく、ミスなく今のクラスター作戦を完遂すれば、
それはそれで上手く行くのかもしれないし、
それが駄目だという確証は誰にもない。

ただ、軽い症状の感染者の数が不明となって、
全体の感染状態のデータが、
掴めなくなる。

そうなると、
そこにデータを改竄したり、
胡麻化したり、
隠したりするようになる。

結局、国際社会からも、国民からも、
日本の政治、
政権が信用されなくなる。

そうなれば、先の大戦の二の舞いになり、
新型のコロナウイルスには勝っても、
日本の信用を失う、
敗戦状態と同じになる。

だから専門家会議も、
これが上手く行っても、
今後第二第三のオーバーシュート現象の大流行があるかも知れないと、国民に注意を呼び掛けている。

それは矢張り、
軽い症状の感染保菌者の人数が分からないからだ。

くわばら、
くわばらである。


このコロナウイルス騒動で、
寿命の縮んだ人もあれば、
反対に、
寿命が伸びて、
政権が安泰と喜んでいる人達もいる。

でも国民はそれに飽き飽きして、
救いの神がいるのかと、
神風が吹くのを待っている。



   閃光に怒る不動尊かな春の雲
閃光に怒る不動尊かな春の雲200324



   朝惚けの空に呆けたる春の雲
朝惚けの空に呆けたる春の雲200324



   老い食われキャベツ蕾の春の夢
老い食われキャベツ蕾の春の夢200324



2020年03月17日

耳元に囁く声や桃の花

真っ白の土偶象る(かたどる)春の雲200317
    真っ白の土偶象る(かたどる)春の雲


 コロナウイルス・ショックと言っても過言ではない、
世界的大不況が襲って来た。

株価が一気に沸騰乱高下して、
あたかも バブルが弾けたかのような状態だ。

この間、高値の株も無価値な紙切れ同然となって、
一瞬の風に吹かれて飛んで行ってしまう。

薬缶の沸騰したお湯も、
一気に無くなって空っぽになってしまう。

その火を消そうと各国の政府も、
懸命に努力しているが、
その政策が火に油を注ぐ結果にもなりかねない。

火を止められれば良いが、
火が火を呼ぶとでもいうが、
得てしてカネがカネを呼ぶ結果にもなる。

この新型肺炎の特効薬が出来れば、
一気に解決できる問題だが。

無駄でもそこに集中して、
各国がカネを投資すればベターだろう。

アメリカではもう試薬が出来て、
人体での効果を試みていると、
テレビが報じていた。


    真っ白の土偶象る(かたどる)春の雲



 このショックが収まると、
世界は大きく変わるのだろうか。

それともまた罵り合いのような、
口喧嘩が始まるのだろうか。

もう中国とアメリカとで、
デマが飛び交い、
アメリカ軍が、
中国軍が漏らしたとか持ち込んだとか言って、
それぞれ高官達が煽り合っている。

宇宙からの侵略攻撃だ、実験だとか言えば、
それに向かって人類共通の敵が想定出来て、
世界がそれに向かって、
初めて纏まって、
立ち上がれた、
のかもしれないのに。

これで中国とアメリカの覇権争いが激化しなければいいが。
中国では一旦、
流行も収まったかのようだが、
それとも共産主義独裁が復活して、
言論統制が完璧になされているのか、
判断しようがない、
ほどになってしまった。

そう言えば、日本もそうだが、
世界各国が中国の共産主義独裁政治を真似したかのように、
国民の移動を制限して、
一気に翼賛統制をして、
国民の自由を封じ込み始めた。

これによって、
世界は中国式共産主義独裁の思想が蔓延、
自由民主主義がなくなってしまう、
切っ掛けにならねば良いが。

中でも一番の警戒は日本である。
元々、鬼畜米英だった復古主義者たちの政権が、
自由民主主義の平和憲法を変えようと、
企んでいるとき、
これが好機と思はない方が可笑しい。

非常事態特措法も成立できたし、
もう準備は整ったも同じだ。

共産主義独裁政権に走っても、
国家主義共産主義独裁も同じだ。

アメリカからも独立出来るし、
次の覇権国ともなる中国とも仲良くできる。

でも、中国は尖閣諸島を中国領土と、
憲法に書き込んでいる。

中国は生存権だと主張して、
自衛戦争解放を狙うだろうだ。

そしてまた日本は孤立する。

だから東京オリンピックがまだ必要で、

世界的コロナウイルス対抗の手段として、
それに打ち勝つオリンピック開催が必要だ、

を合言葉に、
世界各国がオリンピック開催に向けて新型肺炎のコロナウイルスを、

退治し、
乗り越えるのだ。
乗り越えるのだ。

そうそう、
欲しがりません勝つまでは。




   耳元に囁く声や桃の花
耳元に囁く声や桃の花00317

 


   碧(あお)空に透き雲飛ぶや風光る
碧(あお)空に透き雲飛ぶや風光る200317



   夕暮れの茜に沈む木瓜(ぼけ)の花
 夕暮れの茜に沈む木瓜(ぼけ)の花200317
                                                                



2020年03月10日

芯強き命引き継ぐ花白菜

天上天下あっちこち向き椿咲く200310
    天上天下あっちこち向き椿咲く


 何となく今流行っている新型のコロナウイルスは、
死に至る重度の肺炎を引き起こすことで、

世界的パンデミックを引き起こしつつ、
人々を恐怖に陥れつつある。

早く治療法が見つかれば、
何でもない普通のインフルエンザになるのだろうが、
それが難しく、
また有効性があっても検証するのには時間が掛かる。

でもマスコミやテレビや新聞が、
こんなに騒ぎ立てないと、
今風邪が流行っているのか、
位で過ごすだろう。


    天上天下あっちこち向き椿咲く



 これが第一次世界細菌戦争の始まりで、
どこか知らない星からの新型ウイルス攻撃なのか。

今地球全世界がそれに向かって必死に戦っている。
そう思って見れば、
日本の対応は正しかった、
のだろうか。


 中国の武漢からの観光客も、
熱のある人以外は、
何の規制もなくフリーパスのようだった。

何となく金持ちの観光客は歓迎歓迎に見えた。
それはダイヤモンドプリンセス号の寄港検疫の事も、
はじめは金持ち待遇だったのだろうが、
立ち寄り先で降りたウイルス感染患者が、
死亡したニュースで、
一転2週間の隔離対応をしなければならなくなった。

船は中国から日本に来る間に、
感染患者に対する対策は取らず、
いつも通りの催し物があった。

それによって船がすでに感染患者が、
大量に発生するクラスターになっていた。

そのクラスターの乗客が、
PCR検査でウイルス陰性の人達は解放された。

結局は金持ち待遇で解放された。
全国のPCR検査も金持ち優遇の検査なのだろう。

色々と理由があって、
熱があっても病院にも行けない。

電話をしてから、
合格しないと検査が受けられない。

普通、貧乏人は、
風邪を引いたなあと思うと、
風邪薬を買って飲む。

それで熱や咳が取れないと医者に行かねば、
原因が解らない。

医者くれた薬で大抵は治る。
それ以上の病気は医者に頼るしかない。

生きるか死ぬかは医者次第だ。

何となく何となく、

金持ち層の上流階級と、
一般のどうでもいい、
下層階級とを仕分けして

感染患者や、その死者を、
少なく見せようと、
意図している、

ようにも見える。

詳しい情報を隠して、

重大な対策ばかり発表されるから、

まるで戦争をしている気分だ。

自民党などもそんな気がして、

戦争のような非常事態宣言法をなど、

と言い出している。

それこそ非常事態だ。

狂ってる。

そのため株まで大狂いになって下げている。

北朝鮮も狂ったように、

ミサイルの打ち上げを、

花火のようにやり出した。




    芯強き命引き継ぐ花白菜
芯強き命引き継ぐ花白菜200310 



    スノーフレーク(大待雪草)の甘き汁吸う春蚊かな
スノーフレーク(大待雪草)の甘き汁吸う春蚊かな200310



    クリオネの乙女駆け来る春の雲
クリオネの乙女駆け来る春の雲200310



2020年03月03日

嘘のない新型コロナウイルス退治を

デジカメにとの雲る絵や雛祭り200303
    デジカメにとの雲る絵や雛祭


 3月3日の今日は、
桃の節句の雛祭りである。

何となく今日という日は、
子供の頃から空は薄日差しに薄雲の、
との薄曇りで、肌寒く、遊び相手も家ごもりして、
することもなく、一人でできる日向ぼっこも出来ない。

どこか手持無沙汰で寂しかった。
姉が二人いたが、人形や雛などは見たことがなく、
それに学校だったから、
家には母と祖母だけだった。

戦後だったから、
周りの家にひな壇を飾るような家があったのかどうか、
それは知らない。


   デジカメにとの雲る絵や雛祭



 いい写真が撮れたと思っていたが、
拡大して見ると、どこか全体がボケている。

画素数が少ないから障がないところもあるが、
遠景はいつも白けて写る。

この雛飾りの写真も同じだ。
しょうがないと言えば、今日のどの曇りの意味も、
辞書を引くと棚曇りの意味と同じだとある。

棚引いている雲が空全体を覆っている、
と同じ曇りの事だ。

となると隙間隙間は雲が切れて、
薄明かりが洩れている、
空模様の天気にもなる。

そうなると今日の天気とほぼ同じだ。
青空も覗いてはいるが、太陽は薄雲の上だから、
日差しは薄い。

それに今日は少し寒いから、
との雲る桜満開の日の陽気にも似ている。

こういう日は、花散らしの雨か嵐が、
明日か明後日位には襲って来る。

しかし低気圧が逸れて北の方を通ると、
天気の良い晴れた日が続くことになる。

しかし、昼の天気予報は明日は雨になるとか言っていた。
春はよく予報も外れるから信用できないが、
春は周期性があるから、
安全な予報とも言える。

しかし昔はよく当たっていたが、
最近は衛星写真に頼るのか、
天気予報士に左右されるのか、外れが多い。

予報士制度が出来て、
予報士資格を持った人が担当するようになって、
どうも中央統制の予報が、
独裁予報に流れている嫌いがある。

昔は地方地方の自治予報が主流で尊重されていた、
のだろう。


 これと同じことが、政界でもあるのだろう。
あの東日本大震災の時、
東電が原発を捨てて、
一時避難か、放棄避難かで、
テレビやマスコミが、米軍も逃げ出したと、
煽り報じて、当時の民主党政権の菅総理大臣が、
ヘリコプターで現場原発に乗り込んで、
当時担当の所長を叱り飛ばした。

それで吉田所長が決死隊を編成し、
本社の命令を聞かず鎮火に乗り出して、
ひと先ず今の状態のように、落ち着いた。

でもまだ完全な鎮火は終わっていない。
地震がある度に、まだ冷や冷や状態が続く。

それは今の独裁政権が、
またカネを欲しさに、原発は安全だと言い出して、
原発再稼働の促進策を始めたからだ。

即ち、IR政策に共通する、
一種のカネを欲しさのバクチ政策なのだ。

今度のコロナウイルスの新型肺炎に対する、
人の集まるところの一斉休校や集会自粛指令も、
初期対応の政策が間違ったためで、
汚名挽回の賭けに出た結果だ。

汚名とは、危機管理のできない嘘やヤジばかりを吐き、
国民に秘密秘密とばかり、
文書を偽造したり隠したり、
何事もうやむやに片付けようとする態度だ。

しかも、それが自民党ぐるみで行われていて、
危機管理のない政党なのだ。

ああ、この新型肺炎のコロナウイルス、

嘘やごまかし、

秘密は一切なくして対応して、

国民の尊い命を守ってもらいたい。

これが一切IRの賭け政策ではないことを願う。




    虻微動なく椿吸い手ぶれなし
虻微動なく椿吸い手ぶれなし200303



    花苔に何の糸引き風光る(ムラサキサギゴケ)
花苔に何の糸引き風光る200303(ムラサキサギゴケ)



    新型の八岐大蛇の風邪の春
新型の八岐大蛇の風邪の春200303



    八重固き渦の解ける椿かな
八重固き渦の解ける椿かな200303