2020年09月

2020年09月29日

心身のコロナに渇く秋の風

隠退に悠々のびのび彼岸花200929
    隠退に悠々のびのび彼岸花


   雲一つ一つ一つが生きるのか
        宇宙に満ちる命の空に


 頭の中が空っぽ、何も出て来ない。
ここでコーヒーを一杯、

気分転換して考えよう。
考えてもやはり新型コロナウイルスの事ばかり、

そう言えば昼ごろのニュースでも、
自民党の会合でのシーン中で、

何故か大きな白いマスクばかりが目立った。

思うに、
感染者が複数、
国会議事堂に・・・・。

夢うつつで見ていたから、
ニュースの内容も奇麗さっぱり出て来ない。



 GO TO TORAVE、,
 GO TO EAT、

等のキャンペーンのコロナ経済対策は、
金持ちや若者向きの政策だ。

まず貧困層は、
コロナにでもなったら、

収入源の働き口も無くなる。
とても旅や、

豪華食事を食べに行くこともできない。

この新型コロナは、
金持ち優遇病になった。


 二度あることは三度ある。
と昔から言う。

そうするとまた三度目のブラック政権が生まれる。



 そうそう、


 ブラックの、

ブラックによる、

ブラックのための、

ブラック政治政権だ。

そして再び、
失意の内に、

突然、
一身上の都合によるとの、

辞意表明がなされる。



 あっつ、忘れていた。
今は昔のあの、官房長官だった、

ブラック政権のロボット、
そう、そのロボットのブラック政権だ。

台所の臭い物には蓋をする、
今では、

パンの袋の台所のゴミだが、
そのパンのポリエチレンの袋だ、

その袋は臭わないけど、
ブラック政権の蓋は、

不完全で、
駄々洩れするに違いない。


故意に漏らすか、
漏らされるか、

それともロボットが、
あっつ、俺は俺だと目覚めるか、

目覚めて自分自身のために、
漏れるように、

人を使うか、
それとも、

自身の手で、
手を洗い、

人を使って清めるか。

矢張りこれは無理筋、
なのだろう。

やはりここは、
早めに国会を開き、

清めの国会審議をしなければ、
ブラック政権のそのブラックを引きずって、

ブラックの黒幕政権だ、
と言われるだろう。


    秋風や詠むに詠めないコロナの世


新型コロナウイルスのように、
嫌われないことを祈る。

でも、
世の中自体がもう、
ブラックなのかもしれぬ。

コロナの。




    雲一つ一人の秋の彼岸空
雲一つ一人や秋の彼岸空200929




    若き日の裸眼に勝てぬ花芙蓉
若き日の裸眼に勝てぬ花芙蓉200929




    秋海棠の崖に張り付く蟻一つ
秋海棠の崖に張り付く蟻一つ200929



2020年09月23日

蘇鉄なぜ今年狂へる秋若葉

ザリガニが竹伐る山の秋夕焼200923
    ザリガニが竹伐る山の秋夕焼


 昨日9月22日、
棋聖・王位の藤井総太二冠が羽生九段に負けた、

とのニュースがあった。
両者とも将来ある若者だが、

より若い藤井氏の方がまた転ぶ、
かもと心配になり、

立て起て、
頑張れ頑張れ、

と応援したくなる。


    ザリガニが竹伐る山の秋夕焼




 でもまだ、
次の相手はまだ勝てていない、

五連敗中の豊島二冠だ。
豊島氏はAI将棋の先駆者で、

藤井氏のAI将棋の大先輩に当たる、
将棋士、
らしい。

先の対戦では、
藤井氏が善戦したが、

惜敗したため、
もう実力が伯仲し、

次回では、
一歩先んじる戦いになる、

だろう、
との専門家の大方の予想だ。



 一方、
政治では、

立憲民主党が政権を取ろうと、
元の民主党が集まって、

新しい名前である、
立憲民主党を打ち立てた。


 でままだ、
政権に意欲のない仲間もいて、

元の名前で、
国民民主党にも残っている。


 それでもまだまだ、
立憲の中にも、

野党政権のためと言っても、
共産党を毛嫌いするグループがいる。

自民党に対抗する政権取りに、
共産党も容認しなければ、

政権を取っても長続きはしない、
かも知れない。

政権を一度とってから、
政権党の中で、

民主的投票で総意を決め、
皆がそれに従うことにすれば、

それで良いではないか。



 従わばくても良い議案には、
自由投票にすれば良い、
だけの話だ。

分裂することを4年間は、
絶対禁止だ、

としてもらえれば、
支持する方も、
支持するし甲斐がある。

そうじゃないと総選挙では、
自民党にはなかなか勝てない。

何故なら、
自党に勝てない者が、
自党に勝てる訳がない。



 その点将棋は、
将棋盤上での総力戦だ。

敵将との駆け引き、
友軍の持ち駒、

鉄砲や機関銃、大砲を何処で、
どう使うか、

作戦参謀、大将役、
と、
指し手は忙しい。

忙しくて、
時間は過ぎていくばかりだ。

詰めろ、
詰めろが、

いつの間にが逆転され、
詰めろになっていて、

白旗を掲げる、
降参役にも、
徹しなければならない。

でも一転、
相手のミスで、

逆転、
勝ってしまった。





    蘇鉄なぜ今年狂へる秋若葉
蘇鉄なぜ今年狂へる秋若葉200923




    庭愛でた紅白揃う彼岸花
庭愛でた紅白揃う彼岸花200923




    日に白く庭に絵を描く玉すだれの花
日に白く庭に絵を描く玉すだれの花200923



2020年09月15日

夕焼を天上天下にジェット雲

花韮の一輪一輪に蟻の職200915
    花韮の一輪一輪に蟻の職                                                                                                                                  


 今日は9月15日、
あと一週間立つと、

中秋の名月と言われる、
秋分の日の秋になる。

朝晩などはぐーっと冷え込んで、
寝冷えをするくらいに寒い。


    秋空の真青に白く(玉簾の)花の雲




 毛布の上に小布団迄重ねて寝るようになった。
その寝相を見て、

新型コロナウイルスが喜んで、
自民党の新総裁のように笑顔満開で、

もっと寒くなれ寒くなれと、
つぶやきつつ寝相を覗き込ん、

薄ら笑いを浮かべている、
のかもしれない。

当然新総裁はウイルスとは違い人間である。
温情もあれば義理もある。


 また、
7年8か月もの間、

嘘の吐き方も、
嘘の後処理の仕方も、

上手く国民を宥めすがして、
新総裁まで上り詰めた。


その恩に報い、
これからは国民に向かい、

それらの嘘の真実を正して、
罪を償わねばならない。


それが出来るのが新総裁の務めだ、
ろう。

 カネ力に集まる自民党の総裁選挙の流れ、
その流れを断ち切る銀行改革が、

本当に出来る、
のだろうか。


意欲は分かるが、
まず正すべきは消費税の廃止か、

それとも税率を3%以下に、
するべきことだ。


 それとも消費税分、
国債発行に変えて、

そのカネを予算に組み込めば、
余分な手続きの事務処理費費は節約できる。

等々だ。



 でも政治家は、
税率を挙げて、

税金を掻き集めて、
そのカネを山分けにする。

その政争に齷齪して、
明け暮れる、

そのことこそが政治家の仕事だ。



 だから、
とても無理な話なのだ、
ろう。

でも新総裁には一筋の光が見えた、
のかもしれない。

悟りを開いたかのように、
その笑顔が、

汗と涙で、
光り輝いている。

光り輝いている。
まるで後光が差しているようだ。

眩しい。




    見上げ撮る空に真白き玉簾の花
見上げ撮る空に真白き玉簾の花200915




    秋空を撮れば真白き(玉簾の)花の雲
    秋空の真青に白く(玉簾の)花の雲
秋空を撮れば真白き(玉簾の)花の雲200915




    夕焼を天上天下にジェット雲
夕焼を天上天下にジェット雲200915



2020年09月08日

テレビいま居間そこそこに秋の風

朝焼けの虹吉凶の凶コース来ん台風10号 200908
     朝焼けの虹吉凶の凶コース来ん台風10号 


 久しぶりに、
かなり強烈な台風9号が来た、

かなあ、
と思うと、

もう台風10号の予想進路が発表され、
ほとんど同じコースを北上する、

だろうとの予報だ。
常識ではこういうコースの時は非常に蒸し暑いのだが、

でも、
天然冷房が効いたような、

涼しい気候なのだ、
今回は何か予報が可笑しい。

可笑しい、
可笑しい、

と思っていたがとうとう、
襲来の朝になってしまった。

その日は朝早く目が覚めて、
窓が異常に赤い。

窓を開けてみると、
雲が真っ赤だ。

それで外に出て写真を撮った。


    朝焼けを占う卑弥呼の心地かな

    
    朝焼けのコロナ台風虹を呼ぶ




 ところが、
気象庁が富岳を動員しての予報が狂ったのか、

突然、
台風10号には特別警戒予報が出せない、

と発表され、
スーパー台風予報が外れ、

その次のクラスの台風になった、
と報じた。

台風9号が海をかき回し、
海水温度が低くなったため、

成長速度がマイナスに転じた、
ためらしい。

やはり、
涼しい秋の空気が台風にも取り込まれて、
熱を奪われたのだろう。

台風の雲も、
台風の目玉に集中していたのが、

ばらけ初めて、
雨台風となって、
各地にエネルギーを分散し始めた。

それでも、
風速と、瞬間最大風速は、
九州でも最大クラスの台風となった。

長崎の野母埼で約60メートルを記録した。

そんな風の中で、
布団を敷き、

毛布にくるまって、
台風の音を音楽にして、

風音を聞きつつ、
聞き疲れして、

うとうとと眠り込んだり、
覚めたりして、

そういう気分で、
一夜を過ごし、

台風をやり過ごした、
ことになった。


そうは言いながら新型コロナウイルスはどうなった、
のだろう。

そろそろ、
秋の到来で季節が良くなり、

体が油断しても風邪を引かない体温位の気温になった、
ためだろうか。

感染者が少なくなった。
クーラーの利かせ過ぎで夏は増え

秋も風邪を引くくらいの気温になると、
また感染者が増えだす、
のだろうか。

という事は、
体を風邪を引かないように暖かく体温を保てばよい、

という事なのだろうか。

でも人間、
油断すればすぐ寝冷えする。

何時の間にか、
鼻汁が出て咳をする。


その時のウイルスが運悪く、
新型コロナだったら、
感染者、
の烙印を押される、
ことになる。

でもそれが無症状状態なら、
だあれも、
知らない。

通常より進化した、
抗体がある人になる。

でもNHKテレビを見ていると、
政権の末期も末期、

辞意を表明しても功績ばかりで、
森友、加計、桜を見る会、

元法務大臣夫妻の選挙違反疑惑事件等々、
どうなっているのか、

ドキュメンタりー報道の一つもない。

ブラックはブラックを呼ぶ。

類は友を呼ぶ、
と昔から「いろはガルタ」にもあるが、

マスコミは総じて、
ブラックの類に当たる、

のだろう。


   テレビいま居間そこそこに秋の風





   朝焼けは超台風の夜来雲かな
朝焼けは超台風の夜来雲200908




   アンテナの雲龍食うや昼の月
アンテナの雲龍食うや昼の月200908




   大潮の干潟砂澄む秋の雲
大潮の干潟砂澄む秋の雲200908




   夕凪を漂う海月や秋の空
夕凪を漂う海月や秋の空200908



2020年09月01日

汗垂れて独り見上げるビルの空

股覗きして見る凪の海夕焼200901
    股覗きして見る(撮る)凪の海夕焼


 潰瘍性大腸炎とは、何か神経性の病気らしい。
即ち体のホルモンのバランスというか、

大腸内細菌バランスが狂い、
大腸にいわゆる出来物が出来易くなる、

ためらしい。
原因はもう一人の、

というか、
もう一人の相反する意見の持ち主が住み着いた、

ということだろう。


    股覗きして見る(撮る)凪の海夕焼



 心の中で正邪の相反する心が戦いを始めた、
という事らしい。

小さい頃、
安保反対、
安保反対、
と遊んでいた。


 でも、
中学生、高校生頃になると、

それが愛する祖父と、
現実の世論の祖父の評価と、

二つあることに、
気が付いた。

それで政治を勉強したため、
純粋な心に、

愛する祖父と評価の祖父とが、
亡霊のように住み着いた。

世の中が悪い。
平和憲法が悪い。
自民党の党綱領が絶対正しい。
靖国神社の戦争観が正しい。
などなどと、

モラルも法も振り捨てて、
嘘と真実を改竄してまで、

あらゆる手段や不正なカネ迄つぎ込んでの、
戦前回帰の政治を始めた。

政権も8年近くになると、
自分のレガシーがなに一つもない、
ことに気付く。

改めて考えてみると、
原点に戻ったように、

亡霊が良くやって呉れた、
とか、
馬鹿なことをして呉れたなあ、

とか言って、
また争い始めたのである。



 今後
院政を始めるのか、

それとも天皇家を尊重して、
すっぱりと辞めるのか。


 でも、
それは未練がましく、

辞意表明での後継総裁選挙、
の日程だった。


 昼のニュースショウなどを見ていると、
次期自民党総裁は、

菅官房長官に国会議員の態勢では決まったようだ、
と報じていた。

世論を無視して、
党員選挙は行わない、

と総務会で決まったらしい。

そうなると、
ブラックはブラックを呼ぶという如く、

ブラック独裁政治はまだ続くらしい。


でも自民党は良く最初に有力政治家の名が出て来ても、
それは花火であって、

最後に本命が出て来て、
それで評決が出て決まる、

といジンクスがある。

報道の通りなら、
総裁選挙はないだろうし、

あってもそれは白け気選挙となり、
カネの無駄使いと叩かれる、

のが落ちだ。

この総裁選挙報道も、
マスコミの、

野党合同の新党誕生の、
気運潰しの一環でもある。

矢張りカネを使った、
金権政治の一つだろう。

株価はどうなる。

消費税はどうなる。

デジタル経済はどうなる。

アナログかデジタルか。
デジタルイクオール詐欺政治なのか。

いやいや、
詐欺でも、
サギサギの、
鷺糞害の街のニュース報道だった。

とあまり変わらない政治だった。

台風9号が来る。

怖い怖い、
新型コロナウイルスの感染が怖い。

怖い怖い。




    蟻一つ空を見上げる彼岸花 
    汗垂れて独り見上げるビルの空
蟻一つ空を見上げる彼岸花200901




    東(ひんがし)の寝釈迦の影に月夕焼
東(ひんがし)の寝釈迦の影に月夕焼200901




    夕凪の海に海月(くらげ)と海の月
夕凪の海に海月(くらげ)と海の月200901